昨日は岐阜の中津川をがっつり朝から観光し、夕方にはついに長野県入りをした1日でした。
今日は天気に恵まれず朝は足止めをくらいました。
昨日の疲れを癒しながら木曽路をのんびりと進んだ1日をお届けします。
道の駅木曽福島
昨晩滞在していたのは「道の駅木曽福島」。
木曽福島の市街からは少し離れたところにあり、ザ・道の駅という雰囲気ですが、午前中からしっかりと賑わっていました。
展望スポットがあり、晴れていれば御嶽山が見えるそうです。
国道沿いにある上にJRの中央西線もすぐ横を通るため、夜も結構な走行音が響き渡ります。
(しかも中央本線は特急やら貨物やらで割と本数が多い…!)
しかしそんなことはこの場所の涼しさに比べたらどうでもいいことです。
道の駅木曽福島の標高は750m。真夏であることを忘れるほどひんやりとした空気に包まれています。
普段、車内で過ごす時はいくら夜でも扇風機が必須です。
しかし、もはや半袖では寒いレベルのこの場所は、扇風機どころか寝袋にくるまらなければ寒いほどでした。
最高です。夏の間はずっと長野の山にいたい。
朝は雨で足止め
今日の朝は、すさまじい土砂降りの音で目覚めました。
岐阜県の滞在中は基本的に天気の心配がなかったため天気の確認を忘れていましたが、今朝の雨を見てから天気予報を見てある大問題に気づきます。
「今日からしばらく天気が悪い…!」
せっかく長野入りしたにも関わらず、今週の天気予報は絶望的です。
かなり長野旅を楽しみにしていたせいで、なかなかのショックでした。
今後の予定どうしようかな..
長野は大自然の絶景をまわりたいため、青空と陽の光は必須です。
新潟入りするまでの日程は限りがあるため、奇跡的に1日のうち数分だけでも晴れるタイミングを願うしかない…!
たちまち今日の午前中も、激しい土砂降りで足止めされてしまいました。
雨のおかげで車内は涼しく超快適。
昨日動きすぎて疲れたというのもあるので、車内でブログを書きながらだらだらと過ごしました。
ライターの仕事も捗りました。
そしてそのまま昼ごはんも道の駅で食べました。
信州漬けサーモン定食。
信州で独自に交配させて作ったサーモンだそうです。
久しぶりに海鮮をまともに食べた気がします。美味しかった。
寝覚の床
昼からは雨が上がったので、前から一度行ってみたかったスポットに行きます。
目的の場所まで歩くため、まずは臨川寺というお寺に入ります。
展望台からすでに見えてますね。
そして、境内にある遊歩道への入り口から、木曽川の方に降りていきます。
到着しました。「寝覚めの床」です。
上松町周辺の木曽川では花崗岩が特有の割れ方をして、このような不思議な造形のような景色が生まれています。
特に、明治時代以降は水力発電や用水の引水で木曽川の水面が低下し、このように岩の巨大さが引き立つようになったそうです。
すごい迫力ですよね…!
ここで想定外の事態ですが、川の岩の上まで行くためには結構スリリングな道を行かなければいけないことに気づきました。
写真ではわかりづらいですが、かなりの急斜面を、岩を伝いながら降りていかなければなりません。
これは若さがなければ辿り着けない観光地なのでは…?
そしてさらに想定外なことに、ここで雨が降り出しました。傘など持っていないので木の下で雨宿りをする事態に。
しかし雨のおかげでかっこいい写真が撮れました(笑)
少し日が出ていたので、雨に濡れた岩肌が輝いて幻想的な風景になっています。
しかも奥の山脈にガスが出ていて雰囲気倍増していますね。
カメラも自分もびしょ濡れになりましたが、思わぬタイミングでいい写真が撮れて大満足でした。
そして雨が止んだので川の方に降りていきます。
近くで見ると迫力が段違いです。
もはや絵画みたいな雰囲気出ていますね。
下に降りるのはなかなか苦労しましたが、そんな疲れは吹き飛ぶ圧巻の景色を楽しめました。
遊歩道に戻って改めて景色を眺めてみると、反対側の川の方もなかなかかっこいい雰囲気を出しています。
雨のせいで水が濁っていたりと想像していた景色とは違いましたが、雨は雨でまた別の良い景色を見せてくれました。
お風呂へ
昨晩から1日中あまりに涼しい上に、このあたりはお風呂がかなり離れているため、今日は風呂に入らなくてもいいのではと考えていました。
「ついに風呂代を節約できる日が来た!」と思っていたのですが、寝覚めの床がまさかのハードモードだったことが想定外でした。
汗と雨でびしょ濡れ、しかも岩を伝うアクティビティをしたせいで腕や足はドロドロです。
さすがに風呂に入らないわけにはいかなくなったので、諦めて温泉に向かいました。
国道からは外れてどんどん山の中に入っていきます。
そして電波も届かないような山奥にある「二本木の湯」という温泉まで来ました。
こじんまりした施設ですが利用者も多く、いいお湯でした。
木曽福島で夕食を調達
夕食を調達するために木曽福島の市街に入りました。
この木曽福島も昨日の馬籠・妻籠と同様で、以前に中山道の旅をした際に観光したことがあります。
懐かしい街並みでした。
イオンで買い物。
今日はスタートが遅かったせいで1日が短く感じました。もう日暮れです。
車中泊へ
今晩の滞在場所まで車を走らせます。
「木曽路はすべて山の中」なんて言葉を島崎藤村か誰かが残していましたが、本当にずっと山の間を縫うように走っていきます。
車の景色もいいですが、木曽路はJR中央西線の特急しなのに乗って車窓を眺めているときが1番楽しいですね。
連なる山々が作り出す景色は圧巻です。
そして、なんと夕焼けで綺麗な空が見えるというおまけまでつきました。
木曽路はいつ行ってもいい思い出ができるので大好きです。
そして今晩の滞在場所は「道の駅奈良井木曽の大橋」。
トイレと情報室しかないという珍しい道の駅で、夜間に到着したら不気味なほど人気がありませんでした。
でも標高がなんと935m!最高に涼しいです。
ここに来たということは翌朝どこを観光するのかバレバレですよね。
今日の夕食です。
またあした〜
(2024年7月24日)
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