【日本一周旅】26日目〜長岡花火〜

旅日記

昨日は新潟県の燕三条周辺エリアを満喫した1日でした。

そして今日はいよいよ、ずっとずっと楽しみにしていた長岡花火です。

この旅に出発してからここまでの行程も、全てはこの長岡花火に合わせて予定を組んできました。

人生で一度は見るべきと言われる名実ともに日本一の花火大会。
朝から長岡に乗り込んで、花火を全力で楽しんだ1日をお届けします。

道の駅国上

昨晩滞在したのは「道の駅国上」。

隣に温泉があるありがたい場所で、道の駅自体もこじんまりしているながらも綺麗に整備されている快適なスポットでした。

長岡花火の影響か、多くの県外ナンバーで賑わっていましたね。

そして朝の7時、今日は花火以外の予定がないので早速長岡に向かいます。

土手沿いや田んぼ沿いを走っていく快調なドライブ。

見事な快晴!絶好の花火日和ですね。

長岡花火大会

長岡花火の駐車場

長岡花火は全国から人が集まるため、駐車場も公式運営によってしっかりと管理されています。

花火会場に近い市街の真ん中は激高の料金がかかる上に予約制、おまけに花火終了後は大渋滞で動けなくなるということで、僕的にはあまり便利とは思えませんでした。

そこで今回は、公式サイトでもおすすめされていた「パークアンドライド」することに。

長岡駅から数駅離れた指定の駐車場に停めて、そこから電車で長岡市街入りするという形です。

予約も要らないし料金もかからないし、電車移動なので花火終了後も混雑域から確実に離れることができます。

ということで、長岡市街から少し南にある長岡市の体育館にやってきました。

体育館前の駐車場

しかしまさかの駐車場利用は10時からとのこと。
気合いを入れすぎました(笑)

近くの公園的な場所で少し時間を潰します。

そして無事に駐車できました!

ここは停められる台数も多く、夜になっても結構余裕がある感じでしたね。

朝から警備員の方もたくさんいて、万全の体制です。さすが。

そして最寄りの駅までは15分ほど歩きます。

今回の装備

「来迎寺駅」から乗車です。

交通ICカードが使えないほどこじんまりした駅ですが、今日はものすごい数の観光客で大賑わいです。

十数分電車に乗って、いよいよ長岡入りです。

長岡に突入

長岡駅に到着です。

電車に乗るのは久しぶりでしたね〜

11時過ぎに着いたのですが、長岡駅はすでに人でごった返しています。

長岡駅は以前に来たことがあるのですが、その時のイメージと違いすぎる活気です。

徳島の阿波踊りと同じく、この2日間に全力を捧げているんだろうなあと感じます。

すでに駅内のレストラン街は大行列なので、フードコートで順番待ちをしてなんとか席を確保。
昼ごはんを済ませました。

新潟グルメ「タレかつ丼」

そしてここも席取り激戦のスタバに入って時間を潰します。

父からもらったギフトチケットで

スタバも60分制限があるため、割と早々に街に出る羽目になりました。

炎天下で場所取り

昼過ぎの1番暑い時間ですが、長岡の街に繰り出します。

まずは久しぶりに見る立派な長岡駅舎。

すでに大賑わいな街を進みます。
花火が打ち上がる信濃川の方までは徒歩で約30分。

長岡の街は以前に歩いたとがあるのですが、基本的に観光スポットはあまりありません(笑)

花火特化の街です。

そして花火が打ち上がる真上、大手大橋まで来てみました。

花火会場を一目見ることができました。

そして橋の下にあるスーパーで夕食を調達します。

花火観賞用の食べ物がびっしり並べられていました。

そして、花火をここで見ようと決めていた「水道公園」に移動します。

ここは有料席がある土手のすぐ近くに位置する公園で、花火を間近で見られると人気のスポットです。

観覧席チケットが取れなかった人たちが行く場所としては1番に名前があがるのではないでしょうか。

長岡花火は全席有料です。
(コロナ前までは無料席もあったため、市民からは不満の声もあるそうですが..)

そのため有料観覧席のチケットを取らないのであれば市内のどこから見るかを考えなければなりません。
いろいろな候補を検討した結果、打ち上げ場所に近いこの場所で見ることに決めました。

写真をガチで撮るなら、何キロも離れた山の方から狙うのが人気なようです。
(とんでもない数のカメラマンが集まります。)

しかし初めての長岡花火はやっぱり近くで堪能したいということで、今回は写真は多少諦めて水道公園にやってきました。

花火開始の4時間前に着いたのですが、すでにたくさんの人たちが集まっています。

日陰を確保したのでここで待機です。
(人が多すぎてネットがつながりにくいのでとんでもなく暇…!)

日が傾いてくるのに合わせて日陰を追って移動します。

そして日暮れとともにぐっと涼しくなってきました。

画角チェック!

公園の中でも土手側の方は、日がさんさんと当たっている時間から多くの人が場所取りをしていました。

こちらの方が花火はよく見えると思うのですが、なにせとんでもない人口密度です。

ゆったりと楽しみたかったので、手前に木は被りますが人が少ない場所から見ることにしました。

カメラもセット完了

スタート前に夕食を食べておきます。

健康食で生き返りました

西側が爆焼けしている最高の空模様を見ながら、快適な夕暮れ時を過ごしました。

花火大会スタート

19時20分、いよいよ花火大会スタートです。

長岡花火はホームページに分単位のプログラムが公表されていて、司会のアナウンスとともに順番に花火が打ち上げられていきます。

何気に花火撮影をするのは初めてです。

特別な設定で特別な撮り方をするのですが、結構難しい…!
四苦八苦しながら撮りました。

彩色千輪などめちゃくちゃ綺麗に見えていたのにいくつか撮り逃したのが悔やまれます…!

そして長岡花火の目玉はなんといっても「フェニックス」です。

全長約2kmに及ぶ範囲で夜空いっぱいに花火が次々と打ち上げられるプログラム。
長岡花火本来の意義である、慰霊の花火でもあります。

これを見にきているという人も多いのではないでしょうか。

ちょうど全体プログラムの真ん中でフェニックスのアナウンスが流れると、会場のわくわくも最高潮。

ジュピターの曲が流される中、視界の全てが花火で埋まる大迫力かつ美しすぎる光景が広がります。

あっけに取られてシャッターを押すのをしばらく忘れていたほどでした(笑)
これは感動したとかいうレベルではありません。

鳥肌が立ちっぱなしでした。最高すぎる…!

「毎年行きたくなる」「人生で絶対に一度は見るべき」「日本一の花火」と言われる理由がよくわかりました。

忘れられない数分間でした。

フェニックスが終わると、公園からはぞろぞろと多くの人が帰り始めます。

水道公園からはもう一つの目玉、正三尺玉は見えづらかったので、混雑を避けるために早めに動くという判断は必要でしょう。

僕も、プログラムが全て終わる前、20時半ごろには撤収しました。

お風呂難民

まだ花火自体は終わっていないといっても、駅前はとんでもない大混雑を見せます。

駅に入る通りの方から完璧に交通整理がなされていて、新幹線と在来線、そしてどの方面の列車に乗るかによって見事にレーンが敷かれています。

これも見たい光景の一つではありました(笑)
鮮やかですね〜

増発されまくった臨時列車もそれぞれ満員で、来迎寺駅に降りた人もすごい数です。

そしてヘロヘロになりながら駐車場に帰ってきました。

しかしここまでは予定通り、問題はこの後です。

当然ですがこの時間になると温泉施設などは入れる場所はなく、車上生活の身としてはお風呂難民になります。

頼みの綱は快活クラブですが、広い新潟県で長岡市から離れるとかなり走らなければ快活の店舗がありません。

市街から高速道路に向かう反対車線の大混雑を横目に見ながら、祈る思いで長岡市内の快活に来ました。

しかしなんと運の悪いことに目の前で受付していた人を最後に満席に… !
みんな考えることは一緒ですね。

1日中汗をかいてドロドロになった体を洗いたいという望みでここまで来たのですが、叶いませんでした。

そしてさらなる問題は、市街に突っ込んだことによってここから身動きが取れなくなったことです。
近くの道の駅まで行こうにも深夜何時になるかわかりません。

というかこの調子だと道の駅に駐車できるかどうかも怪しい。

24時間営業のスーパーに寄ったりしながらどうするかを考えました。

なんじゃこりゃ

渋滞を我慢して脱出を試みることも考えましたが、一刻も早く休みたいのが本音。

快活クラブの店員さんい聞いたところ、席が空くまで駐車場で待機するのは構わないということだったので、これを口実に快活の駐車場で仮眠することにしました。

似たような人たちもいっぱいいましたね。

快活クラブには会員登録さえしていない、普段は利用者じゃない人たちも押しかけていたようです。
使い方も登録方法もわからない人で満席になっている状況は、さすがに店員さんたちにも同情しました。

そして1時間おきくらいにアプリで空き状況を確認しながら仮眠を取り、席が空いたのはなんと翌朝5時ごろ。

飛び起きて店に入りました。すぐに満席になったので危ないところでした。

ホテルなどを取っていれば、たとえ渋滞に巻き込まれても部屋に帰りつきさえすれば休むことはできるのですが、ここが車上生活の辛いところですね。

くたくたになりましたが、長岡花火の1日が終わりました。

何より花火を見た夜は最高の時間を過ごせました。

また絶対何度も行きたいですし、有料席やカメラマンが集まる写真スポットからガチ撮影もしてみたいですね。

このまま翌日は快活クラブからスタートします。

またあした〜

(2024年8月2日)

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