昨日は、道東に突入して帯広のグルメと景色を楽しんだ1日でした。
そして今日は、十勝エリア・河東郡のスポットを巡りました。
今日も今日とてどん曇りな空模様です。
もう今回の旅で、道東で青空を見ることはないんじゃないかと諦めるレベルで分厚い雲が連日空を覆っています。
天気が悪すぎて楽しみにしていたビュースポットは撃沈しましたが、朝からのんびりとドライブしながら楽しんだ1日をお届けします。
道の駅かみしほろ
昨晩滞在していたのは「道の駅かみしほろ」。
帯広の北側に位置する上士幌町の中心部にあり、めちゃくちゃ綺麗でおしゃれな道の駅です。
なんとじゃらんの2024年北海道道の駅ランキングで1位になったとか。
北海道の大地のど真ん中にあるとは思えないほど都会感漂う雰囲気です。
夜も昼も多くの利用客で賑わっており、活気のある道の駅です。
そして何よりありがたいのは、道の駅の建物から道を挟んで向かい側に、キャンピングカー優先エリアと書かれた第2駐車場があること。
夜は見たことない数のキャンピングカーが並んでいました。
道の駅内にも車中泊の案内マップがあるほど車中泊利用が歓迎されていて、しかも車中泊利用者が集まる駐車場が隔離されていることで気兼ねなく滞在できます。
朝の時間などせっかく涼しいので車の中でのんびりしたいのですが、やはり堂々と駐車場でカーテンを閉め切って居座るのは気が引けるもの。
それがこの道の駅では特に気を使うことなくのんびり滞在できるので、これほど快適な場所はありません。
この十勝エリアには、上士幌のように綺麗に整備された道の駅が乱立しています。
なんて素晴らしいエリア…!
然別湖
もしかしたら朝の時間は少しだけ青空が見えるかもと望みをかけて昨日は就寝したのですが、起きてみると見事などん曇り。
目的の絶景も半ば諦めて、10時ごろにゆっくりと出発しました。
景色は厳しいですが、一応当初の予定通りの目的地を目指します。
いかにも北海道な広大な景色を見ながらドライブです。
途中から山を登っていきます。
そして目的地に着きました。
「然別湖(しかりべつこ)」です。
駐車場に車を停めます。
そして、少々歩いて目的のビュースポットへ。
途中で湖を見渡せる場所もありました。
そして、目的地の「湖底線路」に着きました。
すごい数の人が見に来ています…!
しかし、わかってはいたことですが天気が残念すぎる…!
この然別湖は日本トップクラスの透明度を誇る湖で、透き通った水の中に沈んでいく線路の写真がまるで千と千尋の神隠しみたいと話題になったスポットです。
うーん残念…!
本当は線路ももっとはっきりと見え、湖の奥側には青空と山脈が広がる絶景スポットのはずです。
ぜひインスタで「然別湖」と検索してみてください!めっちゃ綺麗なので!
この湖底線路は、もともと船を陸から水に降ろすために作られたそうです。
絵になりそうなものがこの船しかないため、なんとか頑張って撮りました。
次々と観光客が来ていましたが、順番に落胆の声が響いていました。
今日のこの場所ではこれが限界でしょう。
早々に撤退します。
駐車場までの帰り道で、たまたまいい感じの人が立っていてくれたので少しいい写真が撮れました。
この先1週間は晴れる見込みがない絶望的な天気予報なので、ここの景色は諦めるしかありません。
自然相手の観光の難しいところですね〜
おまけ
連続カーブの山道を走っていたら、後ろからばっしゃーんという音が。
「しまった…!」と後悔しても遅く、コップが運転の衝撃で机から跳ね落ちたことで、朝飲み干すのを忘れていた水がベッドにぶちまけられていました。
今までやりそうでやらなかったミスをついにやってしまいました。
ベッドだけでなく、机やカーテンまでびしょ濡れです。
なんとか乾いてくれ〜
旧士幌線
タウシュベツ川橋梁跡
昨日セイコーマートで買っておいたパンで空腹をやり過ごし、次の目的地に向かいます。
途中、峠の頂上に来たあたりでガスっている高度を抜けたようで、青空がちらっと見えました。
高度が下がるとまた真っ白の景色に戻ります。
そして、「タウシュベツ川橋梁跡」の展望台に着きました。
道沿いの小さなパーキングですが、一時は満車になるほど多くの観光客が来ています。
駐車場から展望台までは200mほど。
タウシュベツ川橋梁は、展望台から結構離れた位置に見えます。
旧国鉄士幌線の橋で、使われなくなった後は、糠平湖の水位の変動で姿が見え隠れする幻の橋として知られています。
6月ごろから少しずつ沈み始めていて、10月ごろには完全に水没するそうです。
老朽化でどんどん崩れているそうで、今のうちに見ておくべきと言われる景色です。
これより近くに行くのは有料な上に、入り口の鍵を借りるなど色々と手続きが面倒そうだったので、少し遠いですが展望台から姿を眺めることにしました。
想像以上に多くの人が見に来ていたことに驚きました。
北海道の鉄道の歴史は興味深いものが多いですね。
幌加駅
次のスポットは道の駅の情報室で見つけた場所で、タウシュベツ川橋梁跡展望台からすぐ近くだったので寄ってみることにしました。
士幌線の遺構として残されている「幌加駅」です。
少し絵が寂しいので、自分が入ってみることにしました。
これも風景写真のテクニックなのです。
三脚との往復ダッシュでへばりましたが..(笑)
青空がバックに広がっていれば気持ちのいい景色を見られたかしれませんが、曇りの日も逆にしっとりとした空気があって良かったですね。
道の駅かみしほろに戻る
お昼ごはんを目指して道の駅に戻ります。
道がまっすぐかつ広すぎる上に、他の車もあまりいないので本当に快適なドライブです。
そして道の駅かみしほろに戻ってきました。
もうほとんどおやつの時間ですが、お昼ごはんとしてパンを購入。
ナイタイ和牛のカレーパンが美味しすぎました。
塩バターやあんバターのパンもバターが美味しい…!
ナイタイ高原も観光候補地としてピンを指していたのですが、天気があまりにも悪条件すぎるので諦めました。
そして、そのまま休憩スペースで作業をしながら道の駅閉店時間まで過ごしました。
夕方には気づいたら雨に…!
本当に天気が絶望的すぎます。
僕はこの先も北海道旅をするのでいいですが、お盆休みの今週に北海道に乗り込んできていた人たちはかわいそうですよね。
そして、お風呂は昨日と同じ「ふれあいプラザ浴場」へ。
300円でしっかりと温泉に浸かれる素晴らしすぎる施設です。
この浴場と道の駅が快適すぎるので、上士幌に2泊することに決めました。
セイコーマートで夕食を調達。
そして、今晩の滞在場所は再び「道の駅かみしほろ」です。
昨晩も寝袋に包まるほど寒かったのですが、今日は雨が降っていることでさらに寒い…!
夜の気温は18℃だそうです。
もはや半袖で過ごしていい気温ではありません。
今日の夕食です。
Webライターの仕事が溜まっているので、明日は道の駅に滞在させてもらって作業をしようと思います。
(なんと駐車場までWi-Fiが飛んでいる…!)
またあした〜
(2024年8月16日)
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