昨日は北海道七飯町の道の駅でブログを書きながらのんびり滞在した1日でした。
そして今日は、道南から一気に道央まで、観光をしながら移動しました。
天気予報では曇天の予定だったため、居心地の良い七飯の道の駅にもう1日滞在することも考えていましたが、朝起きてみると思いの外晴れていたので今日は動くことに。
道南と道央の景色を、長距離ドライブとともに楽しんだ1日をお届けします。
道の駅なないろ・ななせ
昨晩の滞在場所は「道の駅なないろ・ななせ」。
一昨日の晩からかなり長く滞在させてもらいました。
本当に快適で過ごしやすい道の駅です。
朝9時の開店と同時に、今日も多くの利用客で賑わっていました。
朝はドアを開けていたらギリギリ暑さに耐えられるレベルだったので、車内で昨日のブログを執筆。
昨日は何もしていないのでサクッと終わりました。
想像以上に青空が広がっていたためこれは観光しないともったいないということで、急遽、今日のゴールである車中泊場所を設定して朝から出発です。
大沼公園
朝イチで向かったのは、道南の一大名所である「大沼公園」。
道の駅からは割とすぐそこにあります。
駐車場に車を停めると、公園の方まで歩きます。
そして最初に正面から見える景色がこちら。
駒ヶ岳をバックに大沼湖を眺められる、景色の良い公園です。
ここは以前にも来たことがあるので、まず最初に思ったのが、景色への感動よりも「水が汚い!」ということでした。
笑えるくらい濁っています。
これはタイミングの問題…?それとも別の原因が…?
大沼公園に2回目の観光をしに来たのは、前とは違うコースを巡ったら違う景色が見えるのか気になったからです。
前はこのマップにある「島巡りの路」をまわったのですが、「大島の路」が気になる…!
しかしここでまさかの事態ですが、この「大島の路」が花火大会のため閉鎖されていました。
仕方がないので以前も歩いたコースを再び巡ります。
思い出が蘇るので同じコースを歩くのも良いですね。
駒ヶ岳を1番きれいに見ようと思ったらボートか遊覧船に乗るのがいいのですが、今回はひとりなのでやめておきます。
(以前は彼女と乗りました。)
のんびりと歩いたらちょうど時間もいい頃だったので撤収です。
また再訪することもあるかもしれません。
もし朝から天気が良ければ、この近くにある「きじひき高原」という場所に行きたかったのですが、早朝は曇天だった上に昼からも曇り予報だったので今回は諦めました。
帰り道で晴れていたら寄ろうかな。
山川牧場ミルクプラント
大沼公園を出発してお昼ごはんに向かいます。
時間が少し早かったのですが、お盆連休により北海道はどこも激混みだろうということでご飯などは時間をずらさなければなりません。
やって来たのは「山川牧場ミルクプラント」です。
店内には売店とイートインスペースがあり、こじんまりとしているながらもすごい数の観光客が押し寄せていました。
設備自体もめちゃくちゃきれいです。
そして昼ごはんに選んだのが「ジャー黒弁当」。
「ジャー黒」とは、ジャージー牛と黒毛和牛をかけ合わせた市場にあまり出回らない希少なお肉だそうです。
お弁当の中身がこちら。
できたてをそのままイートインで食べたこともあり、熱々で柔らかいお肉を堪能できました。
お肉はもちろん味付けがめっちゃ美味しい!
あとこれは北海道あるあるですが、付け合わせの野菜が異様に美味しいです。
にんじんってこんなに味乗ってる食材だっけ?と北海道に来るたびに驚きます。
お店の隣には牛舎があって、ものすごい数の牛さんたちがいます。
この先でも牧場でご飯を食べることがあるかもしれませんね。
内浦湾をまわって道央へ
昼からは道央へ向けて100kmを越えるドライブです。
大沼公園周辺を越えると、道央までの道のりには街こそあるもののめぼしい観光地があまりないため、一気にぶっ飛ばすことになります。
これは鉄道旅をしていた時も同じでした。
森町のあたりで内浦湾が見えてきます。
内浦湾沿いを駆け抜けるこのあたりの景色は、鉄道旅をしていたときも大好きな車窓の一つでした。
天気も良くて気持ちのいいドライブが続きます。
八雲のツルハドラックで、休憩も兼ねて給水をしました。
そして再び出発。
かにめしで有名な長万部も快調に通過です。
以前に函館本線を旅していた時、長万部で乗り換え待ち2時間半という暇すぎる時間を紛らわせるために、内浦湾をひたすら眺めていた場所も通りました。
線路の反対側にある長万部温泉にも行きましたが、とにかく暇でしたねあれは。
あの時はまさか車でこんなところまで来ることがあるとは思いもしませんでした。
長万部を過ぎた後も、信号がほとんど無い道を快調に進みます。
さすがトップシーズンで、広く長い北海道の道路ですが、車の列が途切れることはありません。
そして、「道の駅とようら」で休憩。
森町の道の駅を過ぎたら最後、ここまで道の駅が一つも無いのが恐ろしいところです。
100kmくらい空白地帯みたいになっています。
そして、ここでふと気づくのですが、昼から曇り予報だった道南に対してこちらは驚くほど快晴。
急遽進路変更して行きたいと思っていたスポットまで寄り道します。
(寄り道といっても片道40km近くありますが..)
羊蹄山と洞爺湖
相川ビュースポットパーキング
目的のスポットを目指して山を越えていきます。
他の県だったら「◯◯ドライブコース」などと命名されて有料道路化されるほどの絶景車窓が、北海道では普通にどこまでも広がります。
畑と山脈の景色が段違いに遠く、空が信じられないくらい広い景色を見ると「北海道に来たな!」と実感できますね。
そして留寿都村に突入。
目的地の「相川ビューポイントパーキング」に着きました。
蝦夷富士とも呼ばれ日本百名山にも数えられる「羊蹄山」を、まっすぐな道の先に写せるフォトスポットです。
僕はいつもかっこいい景色を見せてくれる羊蹄山が大好きなので、いつかこの場所の写真を撮ってみたいと思っていました。
残念…!
雲がかかっていて全景すら見えない上に霞んでいます。
やっぱり山を撮るなら雪化粧しているときがいいですよねえ。
春に来るべきスポットだと思います。
羊蹄山の景色で、今までで1番感動したのは函館本線を旅していた時の雪景色でした。
あれは3月。
羊蹄山はいつか絶対ベストショットを撮りたい…!
サイロ展望台
内浦湾の方へ戻るついでにこの辺りの一大名所に寄りました。
洞爺湖を一望できる「サイロ展望台」です。
サイロ展望台は、高校の修学旅行で一度来たことがあります。
晴れていたならば嬉々として写真を撮りにきたのですが、思いっきり曇天になっていたので「とりあえず寄っとくか」というノリで来ました。
修学旅行で来た時は快晴だったので、めっちゃ感動したのを覚えています。
お土産屋やカフェもあるので、観光客がたくさん集まっていました。
洞爺湖の景色として、こことは別に湖底線路と羊蹄山を望むスポットがあるのですが、完全に曇り空になっていたため諦めて内浦湾の方へ戻りました。
車中泊へ
洞爺町を越えて伊達市の市街に入ります。
まずは「湯らん銭伊達店」でお風呂。
地元の人が集まる銭湯という感じで、のんびり過ごせました。
そしてここで事件です。
銭湯から出ると、まさかの空が晴れている…!
数時間前の曇天の気配すら感じさせないほどきれいな夕暮れ空が広がっていました。
この空はまさに、洞爺湖の湖底線路のスポットでこういうシチュエーションで写真を撮りたいと思っていた景色…!
どうせ待っても曇天だろうと諦めたのが誤りでした。
かなりのショック。
明日からはしばらく北海道の天気が最悪なため、なおさらこれを逃したことに落ち込みました。
諦めてセイコーマートで夕食を調達。
道の駅に着いても、ますますきれいに晴れていく空を見ながら車中泊の準備をすることになりました。
今晩の滞在場所は「道の駅だて歴史の社」。
お盆真っ只中でとにかく人が多いですね。
今日の夕食です。
台風の影響もあって明日からは悲しいほどの悪天候が続きます。
待つか動くか悩みどころですね。
またあした〜
(2024年8月11日)
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