【日本一周旅】56日目〜積丹へドライブ〜

旅日記

北海道から関西に1泊2日の一時帰省を経て、昨晩には新千歳空港に戻ってきて車生活が再びスタートしました。

そして今日は、北海道を出る前にどうしても行きたかったスポットを目指してドライブです。

札幌、小樽などを走り、最後には絶景の車中泊スポットを発見した1日をお届けします。

道の駅花ロードえにわ

昨晩滞在したのは「道の駅花ロードえにわ」。

札幌と千歳の間に位置する恵庭市の国道沿いにある綺麗な道の駅です。

なんと道の駅の中にスタバ!

かわいい雰囲気ですね。

道の駅の裏には花と芝生の広場があり、朝から散歩をしている方もたくさんいました。

もう9月ということで、道央地方でも日陰に入ると涼しい風が吹き抜けます。

青空で最高に心地がいい気候の中、朝はベンチに腰掛けてWebライターの仕事を進めました。

昼近くまで作業し、お昼ごはんは札幌で食べたかったのでのんびりと出発です。

札幌名物「スープカレー」

札幌市街を目指して走ります。

ツルハドラッグで給水

広くて走りやすい道を数十分飛ばせば札幌中心部に行ける恵庭はめちゃくちゃ便利そう。

今日のお昼ごはんは、札幌グルメの一角を担う「スープカレー」です。

1年前に札幌を訪れた際に札幌駅近くの店で初めて食べたのですが、数ある札幌グルメの中でもトップレベルに美味しいと思うほど感動しました。

そのため、今回の旅でも札幌を通るならスープカレーを食べたいと決めていたのです。

スープカレーは店によって特徴もさまざまだそうですが、今回選んだのは「マジックスパイス」。
札幌本店です。

この店はスープカレー発祥の店といわれ、元祖の味を楽しめるということでここを選びました。

なかなかにド派手な店内です。
メニューも派手。

シンプルにチキンカレーを頼みました。

前に行ったお店よりもさらにシンプルな味でしたが、本当にめちゃくちゃ美味しい…!

カレースープのスパイス感が効く中で、北海道の味が乗りまくった甘い野菜が沁みます。

あとほろほろのチキンがとんでもない大きさで入っていて食べ応えも抜群。

ご飯を無料で大盛りにできたので喜んで大盛りにしたことも相まって満腹になりました。

札幌スープカレー、やっぱり最高ですね!
また色々なお店を巡ってみたいものです。

札幌から小樽へドライブ

お昼を食べたら、札幌市内のスーパーをいくつかまわって米探しの旅をしました。

数日前に米を切らしたのですが、米の供給不足によりスーパー、コンビニ、道の駅とどこを見てもすっからかん。

供給が多そうな札幌ならどうだとぐるぐる探してみましたが、やっぱりどのスーパーも米売り場は空です。

一応北海道で新米が出回り始めたというニュースはあり、朝一を狙えば買えないことはないそう。

道の駅などで朝一番の入荷を狙ってみて、無理そうなら祖母に泣きつくことにしようと決めて、札幌での米探しは諦めました。

そして、札幌市街を抜けてドライブスタートです。

都市部は信号が多く、交通量も多いのでなかなか進みません…!

想像以上に時間がかかります。

札幌中心部から1時間と少し走ったあたりで、小樽築港駅を過ぎました。

3年も前になりますが、ここから新日本海フェリーに乗るために小樽港まで歩きました。

そしてすぐに小樽市街が見えてきます。

オルゴール堂やガラス館などがある小樽観光の中心部を見ながら進みます。

何度も見た景色ですが、車から見るのは新鮮ですね。
というかまさか車で小樽に来ることになるとは。

小樽運河も通り過ぎます。

写真が白飛んでしまいましたが、小樽駅も見えました。

小樽は何回も観光しましたし、また来る機会もある街だろうということで今回はスキップです。

ただ、札幌からここまでが想像以上に時間がかかり、この後観光したいスポットのことを考えると少し焦り始めました。

えびす岩と大黒岩

小樽市街を抜け、次の大きな街である余市まで来ました。

余市といえばニッカウイスキーですね。

蒸溜所の前も通りました。

車ひとり旅なので寄れませんが。

「道の駅スペース・アップルよいち」で休憩です。
結構長いドライブに疲れました…!

宇宙飛行士の毛利さんが余市出身ということで、余市は宇宙の町としても色々な施設があります。

道の駅の記念館も面白そうではありましたが、有料だったので諦めました。

余市の市街を抜けると、積丹半島に入ります。

そして、目的地に着きました。
「えびす岩と大黒岩」です。

積丹半島の海岸線に色々とある奇岩のひとつで、背景の烏帽子岬と相まって美しい風景を作る場所。

しかし、時間を間違えたようで見事に影ってますね。

背景は完璧な青空ですが、さすがに被写体が真っ暗では写真の撮りようがありませんでした。

道の突き当たりに車を停められるスペースがあり、岩は道路から見てすぐ目の前にあります。

下の砂浜に降りることもできそうですが、今日は絵になる写真が撮れることはなさそうなので、早々に諦めて次のスポットに向かいます。

もうすぐ夕方!時間がない…!

閉門からのお風呂

積丹半島をさらに西に進みます。

積丹町

今日は本当に天気が良く、最高の海岸線ドライブです。

この快晴ならばこの後の目的地も最高の景色に違いない…!

しかし、目的地である「神威岬」に着いたと思ったら、なんと目の前で門を閉められました。

時刻は16時34分。
16時半が閉門時間だったようです。

神威岬は17時半までに出なければならないというのは調べていたのですが、入園を締め切られる時間があったようです。

今日は神威岬を過ぎて積丹半島を周った先で車中泊の予定を考えていたため、神威岬に行けないとなると全ての予定が吹き飛びます。

神威岬にどうしても行きたくて積丹半島まで来たためここを諦めるという選択肢はなく、今日はなんとか近くで車中泊をして明日に予定をまわすことにしました。

しかし問題はこの近くで車中泊ができるのかどうか。

慌てて調べると、なんと近くに無料の野営場があり、車中泊スポットとしても人気なようです。

古平まで戻ればお手頃な温泉もあり、道中にセイコーマートがあることは確認していたのでなんとか車中泊できそう…!

見つけた野営場は夕陽が綺麗との口コミもあり、そうと決まればなんとしても日の入りの時間には間に合いたいということで、元来た道をかけ戻ります。

ふるびら温泉しおかぜでお風呂。

広くて綺麗な施設で、正直もう少しゆっくりしたかったですが、バタバタの入浴を済ませ、セイコーマートで夕食を調達しつつ再び積丹半島の先端付近まで戻ります。

せっかくの超快晴日なのに一枚も撮れ高が無いのはあまりにももったいないと思い、せめて夕暮れの景色だけでも撮りたいと息つく間もなく走りました。

野塚野営場

今晩の車中泊場所に決めたのは「野塚野営場」。

積丹半島の先端・神威岬の近くにある無料のキャンプ場で、日本海が目の前に広がる絶好のローケーションなスポットです。

日の入りには間に合いませんでしたが、夕焼けの時間には間に合ったのでとりあえず写真を撮りまくります。

駐車場から海が綺麗に見えるということで、車を絡めた写真をなんとしても撮りたかったのです。

「こんな夕景を見ながらのんびり夜を迎える車中泊旅最高でしょ!」と言える写真が撮れました。

実際にはバタバタの撮影ですが。

そして、時間が経つにつれて水平線が予想を超えてくる焼け方に。

最高の日の入りでした。

今日は全く予定通りに進まなかった1日でしたが、最後にこれ以上ない時間を過ごせて大満足です。

日の入りの時間にはまだ駐車場に何台か車がいましたが、暗くなると気づけば誰もおらず静かな空間に。

この野営場は駐車場が2つあり、キャンプをしている人たちは、テントを貼れる砂浜まで高低差がなく炊事場が近いもう一つの駐車場の方に集まっていました。

そのため僕がいた方は夜になると完全に無人。

しかしトイレは両駐車場に完備されて灯りも夜中ついていたので、こんな北海道の端っこの自然あふれる場所ですが、特に不気味な雰囲気もなく過ごせました。

余市から神威岬までの間に道の駅などはなく車中泊はできないと思っていましたが、調べてみるとこんな最高なスポットが見つかってよかった…!

今日の夕食です。

セコマのパスタ全種類制覇を目指し中

明日も今日と同じく快晴予報のため、北海道最後の観光を満喫したいと思います。

またあした〜

(2024年9月3日)

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