【日本一周旅】62日目〜男鹿半島を巡る〜

旅日記

昨日は、青森県の日本海側の景色を楽しみながら進んだ1日でした。

そして、今日からは秋田県巡りがスタートです。

今日は、秋田観光といえば外せない男鹿半島を巡りました。

なまはげのイメージが強い男鹿半島ですが、自然風景もかっこよくて見応え抜群です。

日暮れまでたっぷりと観光した様子をお届けします。

道の駅おおがた

昨晩の滞在場所は「道の駅おおがた」。

大潟村の街中にあり、地元の方が集まるのんびりした雰囲気の道の駅でした。

売り場のポップにまんまと釣られて購入。
クリームの香りが強くて幸せな美味しさでした。

午前中は雲が多かったのもあり、車内でのんびりとブログを書いていました。

昼前になると一気に青空が。

想定よりは少々遅れましたが、観光スタートです。

寒風山

今日最初の目的地は「寒風山」です。
道の駅から少し走ります。

ツルハドラッグで給水。
と思ったら、給水機は無いと言われました。

アプリの情報間違ってますよ…!

さすが秋田。
新潟に引けを取らない水田風景が広がります。

収穫直前の稲が綺麗ですね。

そして、寒風山パノラマラインに入っていきます。

なだらかな山なので山頂駐車場にもあっさりと到着しました。

駐車場からの見晴らしがすでに綺麗。

駐車場から少し階段を登り、山頂の展望台を目指します。

山頂には展望施設があり、レストランやお土産店がありました。

車は上にも停められるようです

有料の展望エリアは、まさかのメリーゴーランドみたいに回転しながら景色を見られるシステムでした(笑)
初めて見るタイプ。

どの方向を見ても見晴らしは抜群です。

鳥海山

山頂からの景色も良いですが、階段を降りる際の見晴らしが最高でした。

ここ寒風山は、なんと驚くことに「世界三景」に数えられるスポットです。

肩を並べるのはアメリカのグランドキャニオンとノルウェーのフィヨルド。
いやいやいやいや、秋田すごっ!

海や水田の景色を見渡せ、なだらかに連なる山を進む風光明媚な風景が評価されたそうですが、正直世界三景と聞いて納得するほどのインパクトがあるかと言われればうーん(笑)

綺麗な景色であることは間違いありません…!

先ほどの山頂展望スポットまで車で戻り、車と一緒に写真を残しました。

1番良かったのは、稲が綺麗な時期に来れたことですね!

見渡す景色に収穫前の色づいた稲が広がっているため、鮮やかな風景を楽しめました。

世界三景の眺望を存分に満喫できたので、下山してお昼ごはんを食べに行きます。

男鹿しょっつる焼きそば

寒風山を降り、男鹿市街に入ります。

「きりん亭」というお店にやって来ました。

寒風山を満喫しすぎたせいでランチタイムのラストオーダーぎりぎりに飛び込むことになってしまいましたが、大きなお店でお客さんはまだたくさんいました。

注文しようとして気づきましたが、1番狙っていたはたはたタルタル丼がまさかの欠品中とのこと。

しかし美味しそうなメニューがありました。
「男鹿しょっつる焼きそば」です。

しょっつるとは、日本三大魚醤のひとつ。
ハタハタと天日塩で作られる男鹿の伝統調味料です。

海鮮が香る上品な焼きそばでした。

あんかけみたいなタレが美味しくていくらでも食べられる味です。

しょっつるを足すとまた風味が変わって美味しい。
大満足なランチでした。

男鹿半島を一周

なまはげ館

男鹿市街から離れ、いよいよ男鹿半島に入って行きます。

いやあ、絶望的なフロントガラスの汚さですね。

男鹿半島の内陸部まで走り、やって来たのは「なまはげ館」です。

やはり男鹿半島といえばなまはげをイメージする方は多いのではないでしょうか。

なまはげ館は、なまはげにまつわる歴史や伝統を学べる資料館です。

なまはげの起源や地域ごとの伝統イベントなどについて詳しくわかりやすい解説がたくさんあり、なまはげのことはもちろん、男鹿という土地に関することもしっかり学べました。

非常に充実した施設だと思います。

ずらっと並ぶなまはげ展示も。

こんな集団に山で遭遇したら子どもでなくても泣きますよね。

なまはげ館の隣には「男鹿真山伝承館」があり、なまはげ体験を受けることができるそうです。

さすがにこの手の体験は一人で受けてもな..と思うので、なまはげ体験はまた誰かと来た際に。
今日はなまはげの説明をたっぷり読んで満足したので次に進みます。

予想以上に楽しい施設でした。

入道崎

次に目指すは男鹿半島の先端です。

「入道崎」にやって来ました。

駐車場も広く、食事処も充実しているスポットのようです。

こちらは入道崎灯台。

海岸の景色を見たかったので適当に歩いてみます。

崖と巨大な岩が作る風景がかっこいいですね。

完璧な快晴のおかげでめちゃくちゃ気持ちがいい風景です。

入道崎周辺は車で走っても絶景のドライブコースです。

男鹿水族館GAO

絵になる景色を見つけたので慌てて車を停めました。

崖の上の高い場所を、海を下に望みながら走る開放的なドライブです。

何回も往復したくなる絶景道ですね。

カンカネ洞

男鹿半島先端から東に走り次のスポットへ。

小さな集落に入り、公衆便所の駐車場に車を停めます。

目的地は駐車場から歩いてすぐ。

波打ち際の洞穴に入ります。
「カンカネ洞」です。

中に入るとすごい迫力…!

足場は悪いですが、岩を伝って洞の中を歩いてみる景色は冒険感満載ですね。

夕方前でだいぶ日が傾いており、ちょうど洞の中に差し込む太陽光が綺麗でした。

インスタでの知名度が高いのか、若い世代が多く訪れていました。

日暮れの時間が近づき、夕焼けを撮りたいスポットまで間に合うか微妙になって来たので急いで次に向かいます。

なまはげ立像

海沿いの車窓を楽しみながら走ります。

トイレがある休憩駐車場に来ました。

ここに来た目的は、「なまはげ立像」です。

結構な大きさで立派な像です。

男鹿半島に来たらここで記念写真を撮るべし…!

快晴の空に迫力あるポーズが映えてくれました。

ゴジラ岩

なまはげ立像からすぐ近くのスポットに到着。
今日の夕日撮影地です。

道沿いに車を停め、海岸に降ります。

日が沈むぎりぎりに間に合いました…!

この場所の見どころは、「ゴジラ岩」と呼ばれる岩の景色。

ゴジラのように見える岩が人気のフォトポイントです。

真っ赤に焼けてくれていたら火の玉を吐いているような写真が撮れるのですが、今日は穏やかめですね。

ゴジラ岩の反対側に見える巨岩が夕日に照らされて赤くなっていました。

淡いけどかっこいいインパクトある風景です。

日の入りの時間はびっくりするほど景色の変化が早い。
あっという間に日は落ちてマジックアワーに入ります。

灯台の方からカップルが降りて来たのを見て、「そこも登れるんだ」と灯台の下まで行ってみました。

かっこよすぎませんか男鹿半島。
ごつごつした岩肌にうっすらと最後の光が当たっている風景に感動しました。

マジックアワーのゴジラ岩も、太陽が出ている時とはまた違った雰囲気です。

この日はかなり強めのオレンジに色づいていたので、より印象に残ったのかもしれません。

あまりに心惹かれる風景を前に、完全に真っ暗になるまで粘りたかったのですが、男鹿半島で唯一の大きなスーパーが19時で閉まるという問題が。

せっかくどんどん色が濃くなる空を見ながら切り上げるのはかなり後ろ髪を引かれますが、市街地に向かって出発です。

まさかのシャワー難民

日が暮れていく海岸線を走り、なんとかスーパーの閉店時間前に滑り込みました。

オリジナルの惣菜が多い上に安くて最高でした。

そして、今日の滞在場所と予定している「道の駅おが」に到着。

新しい道の駅のようで、これは当たりスポットだと思いました。

しかも、この道の駅はコインシャワーを24時間使えるという神サービスがあります。

男鹿半島周辺には銭湯が無いのですが、このシャワーがあってくれることで、道の駅おがで夜を過ごせるのです。

しかし、シャワーを探しにトイレに行ったらまさかの張り紙。

これはもうどうしようもありません。
今日の予定は全て終えていたので休む気満々でしたが、移動が必要です。

すぐに銭湯を調べましたが、東方面で1番近い温泉はまさかの定休日。
その隣町の銭湯に目星をつけて出発しました。

途中ツルハドラッグで給水。

30分ほど走って到着しましたが、これはどう考えても営業していない施設ですね。

人気の少ない細い道の住宅街に入った時点で嫌な予感はしましたが..

真っ暗の建物が目に入った瞬間に次の目的地は思いついていました。

これ以上Googleマップに裏切られて利用できない施設に寄り道させられるのは嫌なので、絶対に裏切らない安心安全の快活クラブを頼ります。

明日の朝に通る予定だった秋田市街に移動してしまうことにしました。

国道を走っていたら割とすぐに着きました。

秋田市街に行けば確実に大丈夫なことを瞬時に思いついたのは、1ヶ月前の竿頭まつりの際も秋田市街に滞在したから。

秋田市には快適に滞在できる道の駅があります。

今晩の滞在場所は「道の駅あきた港」。

市街から近く、海風が吹く快適な場所です。

前回は祭り終わりで夜遅くに着いたため、ライトアップしているセリオンタワーは初めて見ました。

今日の夕食です。

明日からは快晴とはいかなくなりそうですが、引き続き秋田巡りを進めていこうと思います。

またあした〜

(2024年9月9日)

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