【日本一周旅】70日目〜平泉から湯沢へ〜

旅日記

昨日は、遠野観光をした後に太平洋沿岸を走り、東日本大震災の被災地エリアを巡った1日でした。

そして今日は、岩手県と秋田県の南部を観光していきます。

なかなか降り立つ機会がなかった東北の山間エリア。

平泉・一関・湯沢の有名スポットを巡る1日をお届けします。

道の駅かわさき

昨晩の滞在場所は「道の駅かわさき」。

直売所に休憩所と、派手なものはなくともザ・道の駅な雰囲気が心地よいですね。

ドライブのお供を買いました。

道の駅を出発し、まずは岩手の超有名観光地へ向かいます。

稲が綺麗な季節…!
そして今日は天気よすぎますね。

中尊寺

月見坂

のどかなドライブから一気に観光地感あふれるスポットにやってきました。

奥州藤原氏の象徴「中尊寺」です。
初めて来ました!

緑が溢れかえる広い境内を進みます。

表参道の「月見坂」です。

参道の両脇に並ぶ杉は江戸時代から続く老杉だそう。

緑に包まれる荘厳な空気がたまりません。
やっぱり有名スポットって格が違う…!

そして見えてくるのは弁慶堂。

源義経の忠臣・弁慶のお墓はこの塔とされています。

奥州藤原氏の物語に義経は切っても切り離せません。

そして、右手には眺望が開ける物見台。

北上川や束稲山を望みます。
多くの歌人が見た景色。

そしてさらに、次々とお堂を見ながら坂を登ります。

本堂・金色堂

坂を登りきると本堂が広がります。

さらに本堂の奥もまだまだ綺麗な境内。

そして中尊寺といえばここ「金色堂」です。

歴史の教科書に必ず載っている平泉の名所。

まあまあ取られる拝観料なうえに写真撮影は禁止。

金色堂自体はガラスでガチガチに守られていましたが、それでもガラスを突き破って感じる圧巻の荘厳さ。

今年は建立900年だそうです。
規模が違う…!

金色堂を見終わってもまだまだ見どころが多い中尊寺。

なんと境内に神社までありました。

奥州藤原氏の栄華を感じる広大な中尊寺。

緑あふれる最高のシーズンに観光できました。

道の駅厳美渓

一関名物・お餅

中尊寺を出発して次の目的地へ。

風情あふれる街並みです。

世界遺産・毛越寺の前も通過。
また時間をかけて巡りたいエリアですね。

のどかなドライブを経て、「道の駅厳美渓」に着きました。

有名スポットな割に駐車場が小さめで、ぎりぎり停められました。

まずはレストランで昼食。

一関のグルメといえばお餅です!

江戸時代から続く「もち食文化」は独自の形で発展し、食べ方のバリエーションが多いことが特徴。

現在は300種類以上の食べ方があるそうで、一関地方の餅への情熱を感じますね。

今回食べたのは5種類。

とにかくお餅を美味しく飽きずに食べることへの追求心を強く感じます。
さすが日本人というべきか…

また色々な味を試してみたいものです。

厳美渓

昼食の後は、駐車場に車を停めたまま歩いて観光スポットへ。

謎のエリアも発見。

そして着きました、岩手県屈指の景勝地「厳美渓」です。

エメラルドグリーンの磐井川と、奇岩や巨岩、滝などが魅せる渓谷美が続くエリア。

広い橋の上からゆったり眺められます。

伊達政宗は、「我が領地においては松島と厳美渓が二大景勝地だ」と言ったそうですね。

そして、ここの名物は「空飛ぶ団子」です。

渓谷の間を籠が飛んでいくのを見つけられるでしょうか。

近くへ行ってみます。

お金を入れて木の板をコンコンと鳴らすと、渓谷の対岸にある茶屋に籠が回収され、お団子とお茶が入れられた状態で戻ってくるシステムです。

シンプルですがここでしか見られない光景で何気に楽しい。

しっかり購入し、川を眺めながらのんびり食べました。

団子も美味しい!
ボリュームたっぷりでもちもちでした。

団子目当てで来る人も多く、渓谷を往復する籠は大忙しでしたね。

なんと数人後の人で完売…!

遊歩道を歩いてのんびり道の駅へと戻ります。

天気が良いのでとにかく今日は気持ちが良い…!

小安峡

小安峡大噴湯

岩手県の観光は今日で終わり。
県境を越えて6日ぶりに秋田県へ戻ります。

峠で県境越え

東北の山は険しいですね…!

そして目的地に近づくにつれて湯煙が見えるように。

湯沢の名所・小安峡に到着です。

まずは小安峡の景観を楽しむために遊歩道へ。

結構な階段を降りて川沿いを歩きます。

小安峡は皆瀬川の急流が作った渓谷。
岩壁が美しいスポットです。

そして小安峡といえば岩壁から温泉の煙が立ち昇るこの景色。

かっこいい景色!
強烈に感動するわくわくスポットでした。

湯煙を浴びながら遊歩道を進むと、全身で地熱を感じられます。

しかもこんなにすごいスポットなのに人が少ない。

ゆっくり存分に写真を撮れました。

紅葉の景色もいつか見てみたいものです。

帰りの登り階段で瀕死…

小安峡温泉

大噴湯の駐車場から少し移動して、総合案内所に車を停めます。

目的地はここ。
小安峡温泉の共同浴場です。

周辺に温泉旅館などはいっぱいありますが、地元の方用の共同浴場が一番安いだろうとここへ。

無人なのでお金を入れて浴場に入ると、誰もいませんでした。

この広い浴場をひとり占め。

眼下の川で沸き立つ温泉の湯を、存分に満喫できました。

やはり東北の湯めぐりは魅力が尽きませんね…!

日暮れ時で総合案内所がライトアップ

車中泊へ

日が暮れてきたので山を下りていきます。

地元スーパー・グランマートで夕食を調達。

そして今晩の滞在場所は「道の駅十文字」。
横手市まで進んできました。

グランマートでのお気に入り、海鮮系が今日の夕食。

明日は1日横手に滞在して、Webライターの仕事をしようと思います。

またあした~

(2024.9.17)

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